到着したのは、夜。
せっかくだから気分転換もしたいし、お腹が空いて眠れないのもイヤなので、アルゼンチンワインで乾杯することに。
私達にとっては、寝る前だからあまり食べない方がいいよね、と言う時間でも、現地のブエノスアイレスの人々にとっては、夕食はこれから。なんと、ブエノスアイレスの人達の夕食は、22時頃から始まるのです。夜の12時に、レストラン内で子供が走り回っていても、誰も不思議に思わない世界。それを見たブラジル人の同僚も、サンパウロでも同じ、と言っていました。うーん、カルチャーショック。ドイツだったら、周りの大人がほうっておかないですから。
それと同時に、「毎日そんなに遅い夕食で、遅く寝たら、朝起きられるの?仕事は?」と疑問に思う私。夫曰く、「ブエノスアイレス人の週末は、(金曜日ではなく)火曜日の夜から始まるんだよ」とのこと。“さすがラテンの国!”と言いたくなるようなこの習慣・文化。レストランの混み具合だけを見ていると、本当に思えてしまうこの話、本当ですかね?
しかも、肉中心のお料理で、肉の量もガッツリすごい。ドイツ料理で鍛えられている私が、量が多いと言うのだから本当です。皆、どうやって消化しているのか、滞在中は本当に最後まで不思議でした。
ちょっと、“私はドイツでよかった”と思った瞬間(ドイツでは夕食は18時頃)。私、朝方ですから。
小腹が空いていたので、ワインで酔わないよう、フムスを2人でつまみました。ここはバーだけど、ご飯系もあって、お料理もとても味がいいのです。
店内はレトロな雰囲気の装飾にしてあって、オシャレだしなんだか落ち着く。宿泊ホテルの目の前にあって便利なので、ミュンヘンの我が家の近くにも、こういう素敵なバー&ビストロがあったらいいのになあ、と思ってしまいました。
Dada
bistrot
Buenos Aires Last Bar
San Martin 941 - Down Town