金曜日は会社帰りに、出産前の休みに入っている同僚とお茶をする予定が、彼女の旦那さんの飛行機が大幅に遅れ延期。前日にレンズ豆のスープを作っておいたので、後はソーセージをスープの中で温めるだけで、夕飯の準備も必要ないし。。
そんな金曜日、
みっついさんのブログをのぞいていたら、シュマントを使ったケーキ(Schmandkuchen)がとてもおいしそうだったので、どうしても食べたくなってしまい、自分で作ってみることに。長い冬の間は、おいしいフルーツがあまり売っていないけど、シュマントケーキは缶詰の果物を使うので、今の時期にちょうどいい。
Schmandを使ったお料理やお菓子作りは初めて。そもそもどんな味がするのか?英語に訳すと’サワークリーム’みたいだから、好きな味ではあるはず。
それにしても、ドイツの乳製品の種類は多く、英語で単純に’サワークリーム’と訳されてしまっても、私が知っているだけでも4種類の’サワークリーム’がドイツにはあります:Creme fraiche(30% - 40%)、Schmand(20% - 29%)、Sauer Sahne(10% - 19%)、Sauerrahm。この他、あまりにも乳製品の種類が多く、自分では使い分けられないので、ひたすらレシピに書いてある通りに使ってみる感じ。
でもこのシュマントケーキ、オーブンで焼いた後、冷蔵庫で冷やす工程があるから、食べられるのは明日なんだよね・・・今食べたいのに!
まずは土台作り。
フィリングは、ドイツのお菓子作りによく使われるバニラプディングの素にシュマントを混ぜたもの。バニラプディングを使ったケーキは好きなので、このケーキはおいしいに違いない!
果物の缶詰は、みかんと迷ったけど、今回は桃にしてみました。
175度で1時間15分オーブンで焼いた後、ケーキの表面にゼリーを流します。参考にしたレシピに、なぜか赤のTorteguss(ケーキ表面用のゼリー)と書いてあったので、素直に赤を買って来たけど、、、ちょっと毒々しいよねえ?透明なのがよかった。。
レシピがドイツ語だったので、ところどころ夫に単語を確認していたら、段々夫もケーキ作りに加わり始め、この時点では完全に夫が作ってます。
冷めたら、冷蔵庫で一晩冷やしてできあがり☆
お茶の時間にいただきました♪ シュマントケーキはかなり好みの味♡
クヴァーク(Quarkと言う、これも乳製品でチーズの一種)を使ったドイツの
Kaesekuchenよりも好きだな。1時間15分も焼いているのに、レアな食感もいい。フレッシュな果物がない冬に、また作ろうっと。