Saturday, March 13, 2010

Deutsche Filme

結婚してイギリスに行ってしまったゆみが、ドイツ映画の事をmixiに書いていて、私も100%共感できるので今日の話はドイツ映画。

ゆみ曰く、『4年間住んだドイツですが、私は友人からもよく言われる通りドイツに住むようなキャラでもないし、ドイツのことが特別好きだった訳でもないし、ドイツ語も別に好きじゃない。でもなぜか、ドイツ映画に私はハマるのです。』

確かにドイツ映画って、アメリカ映画のように「あ〜おもしろかった。」で終わらず、後々まで心に残る。感情を表に出さないで、眉間に深〜い皺をよせつつ深く考えるドイツ人らしさが、思いっきり出ているような気がします。これって、ドイツ人の長所だったのか!(いつもは、眉間に皺よせちゃってさ、嫌だねーって言ってたのに。)

ゆみも書いていた通り、最近久しぶりにいい作品に出会いました。旧東ドイツが舞台の『善き人のためのソナタ(原題:『Das Leben der Anderen』)』と言うタイトルの映画。これは本当に素晴らしい作品です。

『ヒトラー〜最後の12日間〜』もよかった。でも、その夜はかなりうなされたし、その後もたびたび頭に浮かんだりして、今だにコワイ思いをしてますが、、、

その昔、母と一緒に観た『マーサの幸せレシピ(原題:『Bella Martha』)』も母と私のお気に入りで、ハリウッドのリメイク版は、そのイメージを思いっきり壊されそうで今でも観ていないほど(キャサリン・ゼタ=ジョーンズは好きだから見たいんだけど)。

その他、『グッバイ・レーニン』はもちろんの事、『Kirschblueten - HANAMI』は俳優がよかったのでこれもなかなかよく、『Wer Frueher sirbt, ist laenger tot』もハリウッドとは違った雰囲気を楽しめ、懐かしの『ラン・ローラ・ラン(原題:『Lora rennt』』もおもしろい構成になっていましたね。

ゆみが感動したと書いていた『点子ちゃんとアントン』や『名もなきアフリカの地で(原題:『Nirgendwo in Afrika』』はまだ観ていないので、是非観てみたい。

あと、ちょっと気合いを入れて、『白バラの祈り ゾフー・ショル 最後の日々(原題:『Sophie Scholl - Die letzten Tage』)』も。
歴史もので、最初から悲しい結末とわかっていると、観る時に気合いが入りませんか?