Monday, November 8, 2010

2 bedroom


病院ではプライベート保険を使って2人部屋に入る事ができましたが、やはり同室の人にはかなり気をつかいました。と言うのも、同室の方は今回の出産は4人目。超ベテランで、下手すると若い助産婦さん達よりも慣れたものです(実際に、助産婦さんにそう言われていた)。そういったお母さんの元に産まれた子の方も、ほとんど泣かずに落ち着いている・・

・・・それに引きかえ、私は奮闘しっぱなし。子供に慣れてない上に、妊娠前から続く手のしびれや切ったばかりのお腹の痛みもあり、赤ちゃんをどう抱いていいのかもわからず、基本的な所からしてなっていない。授乳のたびにあれこれ体制を試している時も、まるで新生児とアクロバットをしているようでした。

そして夜。
もちろん奮闘は夜も続き。

出産後のお母さんは激疲れしているので、同室の人を休ませてあげたいのに、こちらは始終落ち着きがなく。なので、娘が泣くたびに反対側のホールにある6人部屋の向かいの授乳室まで行って授乳させていました。この時の授乳間隔は約1時間以内おきだったので、夜中ずっと病院内をウロウロしていた感じ。
他のお母さんで私みたいな人いないんだろうか?と思ってしまったけど、帝王切開の直後に同室になった人は子供3人目、授乳室で会った人達も子供3人目と2人目。たまたま慣れている人が多かったのか?それともこれが最近の兆候なのか?おーい、初産の人(で、奮闘してる人)いないの?

私にはミルク以外に赤ちゃんが泣く理由がわからず、、、
ある助産婦さん言うには、単にお腹が空いているとの事。ある看護婦さんが言うには、身体が冷えているとの事。また別の助産婦さんは、身体が冷えているわけではないと。もちろん、私のアクロバット的な抱き方もよくないだろうし。
私が一番信頼していた助産婦さんが、「この子は本当に本当にお腹が空いているの。」と言っていたので、まだそんなに出ていない(と思われる)母乳にプラス、Aptamil(ミルクではなく、エナジードリンクらしい)を助産婦さんルームまでもらいに行ったりもしていました。産まれて数日で母乳の後に20mlも飲んでいたんだから、今思えばやっぱりお腹が空いていたのかな。

同室でもうひとつ大変だったのは、赤ちゃんは室温18度以下で寝かせなければならないため、夜は室内は窓を開けたまま。ドイツ人は窓を開けて新鮮な空気の中で寝るのが好きな人が多く、我が家でも夫が絶対に窓を開けたがるので慣れてはいるのだけど、家では温かいウォーターベット。ただでさえ、子供を産んだ後は身体が寒くてたまらないのに、これはかなりつらかった。切った後のお腹が痛くて、鼻をかんだり咳をしたりなんて絶対にできないと思ったので、気合いで風邪を引かないようにしてました。

夫があまり長い時間病室にいるのも気をつかったし、次に出産する機会があったら、1日100ユーロ(だったかな)払って、個室にします!!

と言いながら、同室の方はとってもいい人でお友達になったんだけどね。

助産婦さんルーム。
助けを求めて通ったな〜(同室の人はたぶん一度も来ていない)。
授乳室への道。
ナースルームの前を通り過ぎるので、夜勤の看護婦さんと顔見知りに。と言うか、何度も通り過ぎるので、ちょっと心配されチェックされていた。
病室の前のスペース。
夜中、ここにも座ってよくあやしてたな。
給湯室。
授乳のお供は、Fenchelティーと無糖ラスク。ラスクにはまった!