Monday, May 24, 2010

Speisestarke + Natron

“かゆい” って“痛い” よりつらいと言うけど、確かにそうかも。私はかゆいのが耐えられません。蚊にさされたら、とことん掻きむしっちゃう派です。

小さい時、年子の姉に続いて水疱瘡になった時のこと。
母に一生懸命「おかーあさん、おかーあさん、かいていいでしょ?かいていいでしょー?」と訴え続ける、変なところでよい子の姉。それに対し、痒い部分をポンポンとたたいたりして「ほら、がまんがまん。」と励ます母。

その横で、(無言で)『バーリィバーリィ』とすごい音を立てながらかきむしる妹、わたし・・・

母も、この子はもし顔に水疱瘡の後がついても仕方ないでしょう、と途中から諦めたよう。幸い子供だったので新陳代謝がよく、跡にならなくてよかった。

そして妊娠17週に入った時から、なぜか腰の真ん中と左胸の内側にプツプツと発疹ができてしまい、これが痒いのなんのって。でも、もう大人なんだから掻きむしらないぞ!と何日かは大好きな”ムヒ”でしのいでいたのですが、今朝は明け方からいてもたってもいられないほどかゆく。これはシャワーで汗を洗い流してもまたすぐにかゆくなるだろうと思い、起きぬけに母にスカイプし、(ステロイドではないけど)ちょっと強めの薬を塗っちゃってもいいかな、と相談。しかし、体内から出てくるようなブツブツなら、細菌に感染した風ではないので、その薬は合わないかもしれないと、母からのGOサインは出ず。妊娠中だからやめておいた方がいいでしょうとの事。

明け方あまりにもかゆく、姉の妊娠本の“発疹”部分を調べてみた所、ちょうど17週あたりから発疹ができる事があるが産後に自然と消えていく、と書かれていたその横に、かゆみの止め方と言うのが載っていたので、(何でもいいから、かゆみを止めるために)それを実践してみる事にしました。それなら、口に入れても平気なものだけしか使わないので、安全でしょうという事で。

この本に書かれていなかったら考えてもみなかったレシピ:
”約1リットルのぬるま湯の中にスプーン一杯のコーンスターチと重層を入れ、そのお湯で絞ったタオルを、特にかゆみの強い部分に当てる(「Maternity Book by William Sears and Martha Sears」より)。”

まぁ少しでもかゆみが抑えられるのなら、と半信半疑で実行してみた所・・・これが芝居の薬のように効く!!!イライラするほどかゆかった背中のかゆみが、一瞬でおさまったの。ほんとだから誰かやってみて!

私の場合、かゆくなったらまた、何度もお湯を足して使えるように1リットルのぬるま湯ではなく、ガーゼがひたひたになるくらいのお湯を使ったので、スターチ&重曹の濃度は濃かったかも。でも、夕方まで再びかゆみが出る事はなかったので、結局お湯を注ぎ足すという事もなく、この療法はちゃんと長持ちでもある☆

夜は、すっかり信者になったスターチ&重曹のお風呂版レシピを実践:
おふろに半分お湯を張り、コーンスターチ1カップと、重層1/2カップを入れる(「Maternity Book by William Sears and Martha Sears」より)。

お風呂の方が効果大!お風呂から出たら、発疹が全体的に小さくなりました。そして重曹だから、心なしかバスタブも綺麗になったような気が。
発疹も朝までかゆくなりませんでした。




妊娠中は肌が乾燥する事がわかつたので、愛用のさっぱり系石鹸はやめ、自然派化粧品のシャワージェルやクリームに変えました。