Friday, May 7, 2010

HOTPOT!! Chinesisches Restaurant - feeling

今週は3日も外食したうえ、どこもおいしいレストランにあたり、グルメウィークでした☆
ミュンヘンも探せばおいしいレストランはあるんだ~、ビールとドイツ料理以外にも。

『baby-waltz』の後に行ったのは、ブースケちゃんの上海出身のお友達おすすめの Hot Pot(火鍋)レストラン、『Feeling』。Hot Pot(火鍋)と言えば、そう、2005年2006年2007年まで、ブログのタイトルでもあった私の大・大・大好物です。夫も火鍋が恋しかったとみえ、即決定。

正直、ここはドイツだし、火鍋 ”モドキ” が食べられれば十分幸せ♪ と思いながら向かいました。しかし、レストランに入ってびっくり、懐かしの中国の火鍋レストランと同じ空気(辛い空気に、その場にいるだけでムセます)!そしてお客は皆中国人!!もしくは、中国人と来ているドイツ人少数。店内はカラオケ用の巨大TV画面が設置されており、ここはまさに中国な空間。な、なつかしい。。。夫と私は懐かしさのあまり、うれし笑いが止まらなく。

敢えて大写しにしてみました☟ 祝・(本物の)火鍋との再会♡
ここは火鍋専門店なので、テーブルの上には既に火鍋が用意されていました。その中を覗いてみると、唐辛子の海。うやっほ~い!!

私達の2人用の鍋は、中心部分の小スペースがガラスープになっている◎タイプの鍋だったので、お店の人に、Ying・Yang(=陰陽を表す太陽図のかたちで、辛いのとガラスープが半々に分かれている)の鍋がいい!と言ったら、Ying・Yangは大人数用とのこと。でもいいの、ついに火鍋が食べられるんだから。

夫なんて、小姐(シャオジェ=女性のウエイトレスさん)が「辛すぎるから」とまずはお湯を継ぎ足してくれるのを、「大丈夫、辛いの好きだから」なんて生意気発言をしていましたよ。ところが、お箸の先でスープを味見をしてみた所、その辛さは、脳天をつんざく辛さ。お肉ひとつでも食べられるか不安になってきた。だ、大丈夫なの?私妊婦なのに・・・

お肉はもちろんの事、ゆば(Tofu Skin)が一番おいしくて2人で取り合い(いえ、譲り合い)。缶詰のソーセージ(一番手前のかにかまの右隣)があるところも中国っぽい。あとは野菜・きのこがやっぱりおいしいなあ。

最初は、お野菜の盛りが少ないからお替りしなくちゃと思っていたのが(肉も野菜もお替り自由)、お野菜は火鍋に入れると唐辛子がビッタリと絡まり、なかなか量食べられず。それでも、薬味+ごま油とごまダレを付けると辛味も少しやわらぎ、おいしくって&おいしくって中国での日々が思い出されました。わざわざ香港 OR 中国に行かなくても、おいしい火鍋が食べられるんだね、と2人で大感激☆

こちら食べ終わった後の様子。お腹いっぱいになる前に、辛味がいっぱいになってしまって、終了。もちろん、ひとり14.5ユーロの元なんて取れていません~。でも、もう辛すぎて、一点を見つめるくらい頭がボーッとしてしまったら、無理をするのはやめましょう。舌がジンジン辛くて降参した後は、30分後くらいにお腹の方に来ますから・・・お腹がチリチリだんだん辛くなってきます。赤ちゃん、大丈夫かしら。。

お皿も、綺麗に食べるとか、そういう余裕はゼロで、まだ辛い汁のついていない部分を求めるのに精一杯(余分な辛い汁を落とすため)。そして、辛過ぎて途中から口を開けながら食べるという始末。デートには向きませんね。

私達よりも早く来て、既にたくさん食べて盛り上がっていた中国人達は、私達が帰る時もまだまだ食べ続けていました。ほんと、中国人の食べる量って半端じゃないんです。関心してしまうくらい、皆おしゃべりしながら延々と食べ続けるんですよ。

よく観察していると、彼らは食べ方が上手。自分が食べる分を自分の鍋の前のスペースであたため(焼肉と一緒?)、ペースを落とさずに食べ続ける。と言うか、辛いのに慣れているからペースが落ちないんだけど。。

レストランの中で、私達夫婦だけでしたよ、辛い空気にむせて咳をしたり、くしゃみをしたり、ティッシュで何度も鼻をかんだり、ちょくちょく水を飲んだり、口をハーハーさせたりして、無駄に大げさな行動をとっているの。中国人はおしゃべりしながら、もくもくと食べていました~。うらやましい。

そこで私達、舌を休めながら次回の作戦を練り。
私は次は、ガラスープから食べ始めて、たっくさんお野菜とお肉を食べた後、徐々に辛いのに移ろう。夫は中国にいた時のように、頻繁に来て舌を慣れさせる作戦にするそう。早速、週1で来たいなんて言っていますよ。とりあえず、今度はインドネシア人の辛いのが大好きな友達カップルと一緒に来てYing・Yang鍋をつつこうと思います。

金曜日の夜なのに、まさかここまで混んでいるとは思いもせず予約なしで来てしまったけど、入れてもらえてよかった。レストランレビューがひとつもないのに、口コミでここまで繁盛するとは、さすが中国人コミュニティーと言わずにはいられません。

こんなわくわく感が味わえるなんて、ブースケちゃんこのお店を教えてくれてありがとう☆