Saturday, June 19, 2010

1st day - Urlaub in Provence

待ちに待った休暇がやって来ました♪
近年、アジアで刺激的な旅をするよりも、ヨーロッパでゆったり過ごす休暇に目覚めたので、去年のイタリアに続き、今年は近場のフランスにしました。行き先は、誰もが美しいと口を揃えて言う南フランスのプロヴァンス地方。

プロヴァンスと言えばラベンダー。6月はラベンダーが咲く時期であること&良さそうな宿泊先が6月の1週間だけ空いていたこと&フランス人がバカンスに出て国全体が機能しなくなる7月~8月を避けることで、この時期に決定☆

旅行の計画と宿泊先の予約は妊娠発覚前の2月後半〜3月初めにしてしまっていたけど、ちょうどお腹が大きくなり過ぎる前でよかった。ドイツ人の休暇にかける情熱は素晴らしく(!)、何ヶ月も前から計画するのです。何がいいって、誰もが当然の権利として休暇を取るから、会社に休暇を申請する際、恐縮する必要が一切ない事。まぁ一緒に働いている日本人に対しては、一応申し訳ないという姿勢は忘れてはなりませんが!!

さてさて、心配なのが車の長旅。ただでさえ苦手なのに、今回は妊婦という事もあり。去年のミラノ5時間も気合いを入れて行ったけど、南フランスはその倍近く。途中1泊しようか悩んだけど、がんばって一気に行っちゃって、フランスに着いたらゆっくりする方が慌しくなくていいかな〜と思い、宿泊先のTarasconまで車で一気にGo!  でも、せっかくスイスを通って行くので、帰りはチューリッヒに1泊する事にしました。

そして、行きのランチ休憩はスイスのジュネーブに寄りました。ジュネーブは、13歳の時に家族で行ったバックパック・初海外旅行で訪れた街の一つなんだ(スイスでは病気しちゃって、ホテルから一歩も出なかったけど)。なんだかちょっとドキドキするな。

スイスの高速道路沿いの風景って・・・何の味気もない工場が立ち並ぶだけなんだね。スイスに入った途端、ハイジをイメージしちゃっていたから、ちょっとがっくし。ジュネーブ市内に入っても、噴水など市内の素敵な部分を観光しなかったからか、かなりフツーの都市。何回かのトイレ休憩と少しの渋滞で時間が大幅に遅れてしまい、今回はレストランでお食事をするだけで、ササッとジュネーブを後にしました。13歳の時の旅行では、ジュネーブはすごく綺麗な街だったという印象があるから、次回の訪問に期待!

途中、ジプシーの集団に遭遇しました。ジプシーの事ってよく知らなかったけど(ジプシーの定義って何だろ?)、この旅の中でCamargueを訪れた事もあって、少しだけジプシーの生活を知る事ができましたよ。

とりあえず、ここで見たジプシーは皆みごとにメルセデス・ベンツでキャンピングカーを引いていました。それで夫が最初、ただのキャンピングカー集団ではない事に気が付いたのです。私は、ジプシーはメルセデス・ベンツを好むと言う事さえも知らなかった。嫌いな車の長旅でも得るものはある、と言うものです。20〜30台くらいは見たかな。

家を出発してからちょうど12時間後に、宿泊先のTrasconに到着♪最後の数時間はつらそうだったけど、ほとんど夫が運転してくれました。ほんと、おつかれさま!